ここは、もうすぐ定年退職のワタシ(63歳)に、悩み多きお仕事ガールのムカシちゃん(23歳)が、仕事にまつわる悩みを話しに来る場所です。仕事のモヤモヤ、誰にだってあります。そんな、あるあるな話を皆さんと共有し、悩んでいるのは自分だけじゃないと気付いていただければ嬉しいです。過剰に落ち込まず、楽な気持ちで仕事が出来ますように。ザワつくこころが少しでも凪いでいくようなサイトを目指しています。
同僚にお庭で採れた梅をもらう
ワタシ:職場の同僚に社内PHSを連続で鳴らされたわよw
ムカシ:え?何?トラブル発生?
ワタシ:違うの。同僚の家で採れた梅をたくさん職場に持ってきて、欲しそうな人に配っていたんだって。ワタシは欲しそうな人ってわけで。
ムカシ:欲しそうな人・・・なるほど。で、梅もらってどうしたの?
ワタシ:ムカシちゃん、梅シロップって知ってる?ワタシはアルコール飲めないから、梅シロップにしたよ。
ムカシ:何に使うの?
ワタシ:炭酸で割ったらウメソーダ。お水で割ったら梅ジュース。酢の物のお砂糖代わりに入れると、良い香りでキュウリとわかめだけでも美味しい酢の物が出来るよ。
ムカシ:え~、優秀だね!!手作り、楽しそう。
梅シロップの作り方
●材料 青梅 1kg
氷砂糖 1kg
リンゴ酢 150cc
①(もらったのは青梅でなく完熟の梅だったけど作れます)青梅のへたを竹串で丁寧に取り除きます。
②綺麗に水洗いします。
③よく水気を吹いて、風通しの良いところで乾かします。
④大きな瓶に梅と氷砂糖を交互に入れます。瓶は熱湯消毒しておきましょう。
⑤リンゴ酢を入れます。
⑥時々瓶ごと揺すって混ぜましょう。冷暗所で2週間くらいしたら、氷砂糖が完全に溶けて、梅が浮いてきます。できあがり。
他人に物をあげる
ムカシ:それにしても今の世の中で、会社に家で採れた物を持ってくる人ってまだ居るんだね。
ワタシ:そうだよね。ワタシも、なんとかハラとか言われそうで、作ってきたお菓子を配るのをもう何年も前に辞めちゃったけど、家の梅を配るのはこのご時世勇気のいることだろうと思うよ。
ムカシ:でも、ワタシさん、嬉しそう。
ワタシ:そうね、その方とワタシの間で、安心した人間関係があるからね。その方もワタシだったら『欲しそうな人』として、安心して梅をあげられると思ってくれていると思うよ。
ムカシ:なんで、その方、ワタシさんは梅が欲しそうな人って分かったのかな。
ワタシ:それは、砂糖につけた後の梅がジャムになって、その後パイになって、その方に配られることになるのを、その方は分かっていらっしゃるのよ。
ムカシ:なにそれ、梅が行ったり来たりするのね。なんか、素敵だな。
まとめ
会社の中で、家で採れた作物をあげるなんて事、少なくなりましたが、ワタシさんのようなベテラン社員のところには、まだ、作物が集まっているようです。時代遅れではありますが、そこには、信頼関係で結ばれた素敵な人間関係があるのでした。ムカシちゃんは少し、ワタシさんのことがうらやましく思えたのでした。