ここは、もうすぐ定年退職のワタシ(63歳)に、悩み多きお仕事ガールのムカシちゃん(23歳)が、仕事にまつわる悩みを話しに来る場所です。仕事のモヤモヤ、誰にだってあります。そんな、あるあるな話を皆さんと共有し、悩んでいるのは自分だけじゃないと気付いていただければ嬉しいです。過剰に落ち込まず、楽な気持ちで仕事が出来ますように。ザワつくこころが少しでも凪いでいくようなサイトを目指しています。
年末と言えば大掃除
クリスマスが過ぎると、一気に年の瀬の空気になりますね。もうあと数日で今年も終わりです。今回の年末年始は土日を挟み、休みが長い職場も多いのではないのでしょうか。ワタシの会社では、土曜日午前中で仕事納め、明日・明後日で自分の身のまわりの大掃除をする事になりましたが・・・
ムカシ:年内に仕上げたい仕事がてんこ盛りで、大掃除が出来ないわ。
ワタシ:ムカシちゃん、頑張ってるね。
ムカシ:頑張ってるよ。仕事だもん。でも、年末大掃除は仕事なのかな?
ワタシ:掃除、嫌い?
ムカシ:嫌いじゃ無いけど、仕事しながらはなかなか時間が取れなくて。それに、自分の身の回りってどこからどこまでだろう。共用部分のトイレや給湯室なんかは誰がするのかね?
外国では掃除は専門のスタッフが
ワタシ:留学経験のある同僚が言ってたんだけど、外国では掃除は一切を専門のスタッフが担当しているんだって。掃除という仕事だから、それにサラリーが発生し、清掃専門で雇われていない社員がボランティア的に掃除をすることはない国もあるんだって。
ムカシ:うちの会社も清掃スタッフは働いているけど、私たちも掃除をするわ。日本の国では職場の掃除をみんなでしている会社、多いと思うけど。何でかな?
ワタシ:職場の衛生環境を整える義務があるから掃除は有料で、と言う考えの経営者も増えてきてるようだけど、根強くみんなで掃除をしているわね。
給食の後はみんなで掃除してきた日本人
ワタシ:小学校で掃除を習っていた事思い出したわ。私たち日本人の多くが、給食の後、一斉に教室を掃除していたんじゃない?
ムカシ:そうそう、掃除さぼる男子が終わりの会で謝らせられるんだよねw
ワタシ:懐かしいな。でも、そういう団体行動が苦手な人って、一定数居るのよね。だから、『なんで、仕事来てるのに掃除をしなくてはいけないのか、それも全員参加で強制的に!』と主張する人も増えてきたわ。
全員参加は気が重い
ムカシ:全員参加でそれを仕切る人が居るから掃除したくないって人もいるんでしょうね。
ワタシ:自由を奪われる気がしているのかな、それとも、職場環境を整えるのは経営側の義務だからという考えなのかな。
ムカシ:うん、考えれば考えるほど、そういう言い分もまっとうな気がするよね。
掃除はカタルシス、浄化作用あり!
ワタシ:ここで掃除することの良い効果についても話しておきたい。
ムカシ:どうぞ~。
ワタシ:掃除はカタルシス効果があるんだよ。むしゃくしゃしたとき、掃除してスッキリ!とかないですか?
ムカシ:あります~。実は掃除してスッキリするの好きです。
ワタシ:そうなのね。ワタシも。
どうやって掃除しようか計画を立てます、手を動かします、身体も大きく動かします、目できれいになっていくのを確かめます、今ここで行っている掃除に集中し雑念が消えます、あ~、こころがスッキリします。
という感じです。脳内での作用を見てみると、ストレスホルモン(コルチゾール)のレベルを低下させ、幸せホルモン(セロトニンやエンドルフィン)の分泌を促していると言われていますよ。
ムカシ:そうね、少しずつ気分転換に年末大掃除をしようかな。仕事もはかどるかも知れないわ。
ワタシ:ワタシもそうしよう。きれいになって気持ちもスッキリして一石二鳥だわ。
ムカシ:でも、掃除の嫌いな人は最低限本当に自分のまわりだけ、自分の好きなように掃除すると良いよね。嫌で仕方ない掃除を無理矢理するとコルチゾールだらけになっちゃうw。
ワタシ:そうそう、人の数だけ色んな考え方があるから、それぞれの考えを自由に持つことは気をつけてあげたいね。
まとめ
多くの日本人は小学校で掃除を習ってきました。それは、日本独特の古い文化かも知れません。それが嫌だった人もいれば良いことで思い出だという人もいます。どのように感じるかは個人の自由ですが、職場の年末大掃除、カタルシス効果があることを知れば、自分のために楽しく出来るかも知れませんよ。