ここは、もうすぐ定年退職のワタシ(63歳)に、悩み多きお仕事ガールのムカシちゃん(23歳)が、仕事にまつわる悩みを話しに来る場所です。仕事のモヤモヤ、誰にだってあります。そんな、あるあるな話を皆さんと共有し、悩んでいるのは自分だけじゃないと気付いていただければ嬉しいです。過剰に落ち込まず、楽な気持ちで仕事が出来ますように。ザワつくこころが少しでも凪いでいくようなサイトを目指しています。
ムカシ:今日さ、 いつもイライラしてる人がニコニコで話しかけてきてさ、 もうびっくりしたよ。何か頼まれるのかと思ったら、世間話で。 マンションの理事会の役員、回ってきたら嫌ですよね〜、 みたいな話だったの。困惑した〜。
ワタシ:よくいるよね。ワタシなんか、そんなのに遭遇したら、 面白くて自然な笑顔になってしまうわ。ああ、 この人がニコニコだなんて、今日は良い日だなあなんて。
ムカシ:さすがワタシさん。困惑するなんてことないのね。
ワタシ:若い時は困惑もしたし、こんなに振れ幅あるなんてって、 腹立たしくもあったわ。でも、人間だもの、 感情の起伏はあるものよ。
ムカシ:私は相手の感情でこちらも掻き回されてしまう方だわ。
ワタシ:掻き回されない方法、一緒に考えていきましょう。
相手の感情は相手のもの
他者に共感する事ができる人に多いのだけれど、 感情を人と共有しすぎてしまうことがあるようです。 怒っている人のそばにいたら、 楽しい気持ちにはなれないですよね。悲しんでいる人がいたら、 労わってあげたいと思いますよね。でも、 その人がいつも怒っているのは、あなたには関係のない事です。 きっとね。あなたに対して怒っているのではなく、 怒りたい気分なだけなのです。なので、 自分の気持ちをコントロールして、 その人の怒りに飲み込まれないようにしましょう。 その人の感情はその人のものです。機嫌が悪くてついてないなくらいに思っておきましょう。
冷静に対処する
もし、感情の起伏が激しい人と接しなければならなくなったら、 同調しないようにして、冷静に対処しましょう。でも、 感情的になっている人に対して否定的な態度は取らずに、 理解しようとする姿勢を見せることが大切です。また、 話を聞かねければならないときは、 客観的な考察をしながら聴くようにしましょう。うっかり、 その人の感情にフォーカスすると、 冷静な対処ができなくなってしまいます。
距離をとる
感情の起伏の激しい人に振り回されたくない人は、 日頃から距離をとってお付き合いしましょう。 無視をするということではないですよ。 相手の感情は相手のものを合言葉に、 自分の感情とは切り離せるようにしていれば、もし、 感情的な人がサポートを求めてきても、 うまく対処して仕事を回すことができるのではないでしょう か。
感情の起伏が激しい人の面白み
それに振りまわされないようになれば、ベテラン社会人ですね。 ワタシさんは、面白がって、 楽しめるようになっているようですよ。 感情というのは面白いものです。 こころが揺さぶられているのですから。 名作の映画を観て安全に泣いたり笑ったりするのは、ある程度、 距離をとってその物語を観ているからではないでしょうか。
まとめ
感情の起伏が激しい人と接する時には、 相手の感情は相手のものという事を忘れず、 冷静に対処したいものですね。