ここは、もうすぐ定年退職のワタシ(63歳)に、悩み多きお仕事ガールのムカシちゃん(23歳)が、仕事にまつわる悩みを話しに来る場所です。仕事のモヤモヤ、誰にだってあります。そんな、あるあるな話を皆さんと共有し、悩んでいるのは自分だけじゃないと気付いていただければ嬉しいです。過剰に落ち込まず、楽な気持ちで仕事が出来ますように。ザワつくこころが少しでも凪いでいくようなサイトを目指しています。
今日はワタシが話したいことがある
ワタシは63歳、ベテラン社会人だけど、今日はとても嬉しいことがあったので、ムカシちゃんに聞いてほしくて、このサイトに話しに来ました。
ワタシ:聞いて。今の仕事のクライアントと歩いていたら、5年前に仕事でご一緒したクライアントさんが、偶然いらっしゃって声をかけて下さったの。『ワタシさん?あ、やっぱりワタシさんだ。その節はお世話になりました。ワタシさんのアドバイスでお仕事頑張れました。あの時ワタシさんと関われてラッキーでした』って。
ムカシ:ワタシさん、すごいね。5年前のクライアントにしっかり覚えられていて、そしてお礼なんて言われて、何があったの?
ワタシ:実はその方のことはすぐに分かったんだけど、何をアドバイスしたのかは分からなかったから、ご本人に聞いてみたの。そしたら、あるサービスについて悩んでらしたので、たまたま講習を受けたばっかりの事で、聞いてきたことをお伝えしたの。その方、ご自分の仕事を続けられるか不安になっている時期だったようで、ワタシの情報提供が役に立ったようなの。で、今日まで大変なこともあったけど、その情報を元に色々調べながらお仕事続けて来られたんだって。
ムカシ:その方も、大変な中頑張られたのね。悩みながらも自分で情報を集めて山を乗り越えたんだから!
ワタシ:そう、それがすごい事よね。そして、大したアドバイスなんかしてないワタシのこと覚えていて、こうして話しかけて下さるなんて。『おかげてたくさんの人の温かさに触れられて、助けていただいたんです』って言ってた。
ムカシ:ワタシさん、ずっと顔が笑ってる。
ワタシ:だって嬉しかったんだもの。63歳でも仕事で嬉しい事あるのよ。こういう地道な事でお褒めいただく事は、何歳になっても仕事の原動力になるのよ。できるだけたくさんの方と温かい関わりを持ちたいわ。
ムカシ:ありがとう、ワタシさん。いいお話を聞かせてくれて。私の行く道がなんだか温かくて明るい気がしてきたわ。地道な事を積み上げて行こう。そんな気持ちになったよ。
まとめ
地道なお仕事で経験した、嬉しいお話でした。辛そうな方がいれば楽になるような言葉がけを、勇気のいる一歩を踏み出そうとしている方がいれば後押しする一言を。自分がしてほしいちょっとした気遣いを、隣の人に。そうやって社会が回っていけば、少しは生きやすい世の中になっていくんじゃないでしょうか。地道な仕事の中に人との温かい関わりがあり、それが巡り巡って5年後に自分の糧となるのです。