会社を辞めていく人を見送るのは辛いですよね。仲がいい人や頼りにしてた人だとショックもひとしおです。でも、 辞めてくれてせいせいしたなんて事もあるかもしれません。また、 辞めることになってようやく関係性が理解できるということもあり ますよね。何が正解とかそんなんではないですが、今日も、 定年前63歳のワタシさん、 お仕事ガールのムカシちゃんと一緒に話題を深掘りしていきましょ う。
辞める人との関係性が良いとダメージ 辞める人との関係性が悪くてもダメージ
辞める人との関係性が良い場合
ムカシ:あのね、その会社辞めそうな同僚っていうのが・・・
ワタシ:ムカシちゃん?会社辞めそうって表現、 ちょっと不思議ね。詳しく聞かせてくれるかしら?
ムカシ:そうなの。辞めますとは言ってないの。 2人きりになった時に、『まだ上司にも言ってないけれど、 この会社に長居はしない、 きっと自分は今年度末くらいには辞めていると思う。』 って言われたの。だけど、年度末くらいにっていうのが、 もう決まってる感あるじゃない?だから、 辞めるんだなって理解したの。
ワタシ:そうね、年度末めがけて転職活動しているか、 再就職がすでに決まっているかと言ったところかしら。
ムカシ:それで、 真っ先に教えてくれたことに少し嬉しさを感じつつ、 引き止めてほしい感じだったらまずいので、『 ステップアップするのね、でももっと一緒に働きたいよ。』 って言ったの。でも、 もう辞めると心に決めた人になんて言って良いのか・・・
ワタシ:そうね、ムカシちゃん、その同僚嫌いじゃなかったのね。 優しい対応だと思う。
単純に、仲の良い同僚が会社からいなくなるのは、寂しいことです。この場合、真っ先に辞めることを教えてもらったムカシちゃんは、ダメージを最小限にしてもらったかも知れません。
辞める人との関係性が悪い場合
ワタシ:逆に嫌な人が嬉しそうに、『辞めます〜』 て言ってきたら?
ムカシ:うざいね〜。 やめろやめろと心の中でリフレインが叫ぶわw
ワタシ:嫌な人が辞めさせられるとなったら?
ムカシ:嬉しいね〜。 これまたやめろやめろと心の中でリフレインが叫ぶw
ワタシ:もう、勝手なんだから。
関係性の悪い同僚も、同じ職場の労働力です。チームに1名欠員が出たら、その穴埋めはみんなでしなくてはなりません。時に、一部の人にしわ寄せが来ることもあります。さらに、残されたメンバーが会社に不満がある状態であれば、辞めていく人に対して陰性感情を抱くのは自然なことでしょう。嫌な人ともう顔を合わせなくても良いと単純に嬉しいニュースとはならないこともあるのです。
まとめ
退職者との関係性が良い場合も悪い場合も、 こちらの感情はそのニュースに対して好感も反感もあるということ がわかりました。また、会社は遊びのグループとは違って、利益を生むための組織です。とても複雑な人間関係があるのです。関係性がいい人とは、職場が離れても続いていくこともあるでしょう。でも、 退職の知らせ方を機に相手の自分に対する感情や、 大切にしてもらっているのかどうかがわかることもあります。 同僚が辞めるということは、 自分の職場での立ち位置があからさまになったりもするので、 心理的に揺さぶられる事件となったりするのです。それでも朝から晩まで一緒に過ごした同僚がいなくなるわけです。 その場所にいるはずの人がいないという事実、 それは少なからずあなたのこころをざわつかせる事件なのですね。 好きな同僚がいて嫌いな同僚もいる。そんな中で仕事で良いパフォーマンスをしようと奮闘する。あなたがそんな過酷な社会で一生懸命生きてる事実、 ワタシはとても尊いと思うのです。どうか、自分のこころを大切に。