過ぎ去った仕事の大変さを思い出す

やりがい

ここは、もうすぐ定年退職のワタシ(63歳)に、悩み多きお仕事ガールのムカシちゃん(23歳)が、仕事にまつわる悩みを話しに来る場所です。仕事のモヤモヤ、誰にだってあります。そんな、あるあるな話を皆さんと共有し、悩んでいるのは自分だけじゃないと気付いていただければ嬉しいです。過剰に落ち込まず、楽な気持ちで仕事が出来ますように。ザワつくこころが少しでも凪いでいくようなサイトを目指しています。

大先輩の事例報告

ムカシ:今日は70代の大先輩の事例報告を聴いたよ。

ワタシ:70代?引退後に教育に来て下さったのね?

ムカシ:そう、本当に感動した。その事例報告はとても問題が多くて大変なお客様とのお仕事だったの。その方の、誠心誠意の丁寧な仕事が見て取れたわ。引退後にそうやって現役時代を振り返り、後輩たちの力になるなんて、なんて素敵なんでしょう。

ワタシ:長く仕事をしていたら、これは大変だったなって仕事、こころの中に誰しも一つはあるでしょう。ワタシだってありますよ。

大変な仕事の最中とは

ムカシ:大変な仕事って、気力を維持するのが大変よね。この事例はなんと5年にわたる仕事だったの。

ワタシ:そうね、いつもコンディションが良いわけではないし、大変なことに向きあうその気持ちって、長く維持するのは難しい。でも、その仕事がどのくらいの期間続くのかって分からない事もあるじゃない?その大変さが例えば10年続くとしたら、1年目から気が重くて全力投球できないよね。どのくらいその大変さが続くのか、それが分からないのも救いかも知れない。毎日毎日、目の前の仕事を誠意を持ってやっていく、気がついたら5年が経過して一つの山を越えられた、そんなことは長く仕事をしていると経験することかも知れないね。

ムカシ:そうか、学生時代って3年経ったら卒業で、その後4年経ったら社会人で・・・みたいに少し先の未来が容易に想像できたから、いつまで続くか分からない努力ってあまりなかったのかも。仕事をするって、短いスパンの課題が次々にあるけれど、長期目線の課題も同時にあるんだね。

もう一度この仕事をするとしたら

ムカシ:大先輩は『今からもう一度この仕事をするとしたら、きっともう出来ないでしょう』っておっしゃってたわ。そんなこころに残る素敵な仕事、もう一度したいとは思わないのかな?

ワタシ:そう、本当に大変な仕事だったのね。ムカシちゃん?お仕事って、どの年齢でも同じようにする物だと思う?

ムカシ:う~ん、どうだろう。若いときは経験不足で出来なかったことも、仕事に慣れてくると効率よく質の良い仕事が徐々に出来てくるのかな?右肩上がりに成長できると思ったら、苦労は勝手でもしなさいって、そういうこと?

ワタシ:うん、そういう側面もあるわね。でも、反対の側面もあるんだよ。若いときには若いときにしか出来ない、大切な仕事。大先輩はムカシちゃんたち若い人にその話をしに来て下さったのね。

無我夢中で仕事をしていた記憶

ワタシ:これから始まる仕事の大変さが予想できない若いときに、今ある知識と技術を総動員して、がむしゃらに取り組むって、とても素敵なことだと思わない?

ムカシ:なんか不器用な頑張りだね。私の事みたいで恥ずかしいよ。

ワタシ:ううん、恥ずかしいなんて。ワタシから見たらまぶしいよ。ワタシにだって、そんな思い出があるよ。今は胸を張って思う。無我夢中で仕事をしていた記憶は、定年前のおばあさんになって、大切な宝物だよ。

まとめ

過去の大変だった仕事を思い出すことがあります。もう一度出来るかと言ったら、もう出来ないと思うような大変な仕事。その時は夢中で頑張っているから分からないけど、後から思い出すと大変なことをしていたんだと気がつくのです。そうして一つ一つの課題を乗り越えているのです。大変さが予測できない経験不足の若いときこそ、後々貴重な経験となる仕事が無我夢中で出来るチャンスなのかも知れません。恥かいて、べそかいて行きましょうよ。ね、ムカシちゃん。

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ベテラン社会人のワタシ
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悩みすぎてこじらす前に
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カタルシスを得ようとこのブログを始めました

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