研修会の後の飲み会は必要か

スキルアップ

63歳ベテラン社会人のワタシは、月に1回近隣県の研修会に参加しています。もう10年以上のお付き合いのメンバーと共に仕事に関連する事例を勉強しています。電車の新快速で1時間の移動は、寒い日・暑い日・花粉の日には億劫なこともありますが、いい話が聞けて、明日のお仕事にプラスとなる刺激が得られるので、ワタシはその研修を辞められません。

そして、研修会の後には決まって飲み会があります。コロナ後、仕事関係の飲み会はずいぶん機会が減ったように思いますが、ワタシはその研修会の後の飲み会には必ず参加しています。会社の仲間とは違った関係性で、人生の先輩で同志であるその方たちの語らいは、癒やしをもたらしてくれます。ワタシのつまらない悩みや希望をそこでたくさん話して、そしてまた、仕事を頑張ろうと思うのです。

研修会本編は純粋に勉強になる

お仕事がマンネリ化しないように、また新しい情報やアイデアを得るために、社外の研修会は必要です。何歳になっても知的好奇心は、生きていく上で大切なものだと思います。興味のある事を長期間学び続けると、自分のスキルとして確実に定着してくるのを実感できるでしょう。自分の時間を使って研鑽することは、自己肯定感を得る行動でもあります。働く上で、こころの状態を健康に保つ具体的な方法の一つですね。

飲み会に行くメンバーとの絆を確認

研修会が終わりました。気の合う仲間が自然と集まります。ここで、自分はこの集団の一員として認められているんだと確認できます。ここで、他にも飲み会に参加出来そうな方が居れば誘ってみます。新たなメンバーとの絆が生まれます。

おいしい食事とお酒

おいしい食事とお酒は人を幸せにします。同じ場にいて同じものを食すと、人と人との距離はぐっと縮まります。自然と笑顔があふれ、楽しい雰囲気が漂います。お話にも花が咲き、研修本編では話さないような内容の話題がでます。

研修会を振り返り自分のものとして落とし込む

研修直後の飲み会ですから、当然研修内容の振り返りも始まります。温かい雰囲気の中で自由なディスカッションが始まります。研修会本編では出来なかった質問や、言えなかった意見がこの場で語られます。他者の忌憚のない意見を自分の意見と照らし合わせて、自分はどう思うのか具体的な解決策はあるのかなど深く考え、自分自身を振り返り、この研修の内容を自分のものとして落とし込むことが出来ます。

メンバーの日常の悩み相談や現状報告でカタルシス

志同じくする研修会メンバーとの雑談にはカタルシス(抑圧された感情の浄化作用)があります。メンバーの悩みに触れ、共感したり、支え・支えられる体験はとても温かいものです。モヤモヤした気持ちを外に出すのを我慢して働いている人は、モヤモヤの正体を理解する大切なプロセスになるかも知れません。

帰り道

宴の閉会の儀式です。今日のこの研修会の実りをお互い確認し、次につなげる大切な時間です。帰り道は徐々にメンバーが少なくなって、一人一人にお別れの挨拶をします。最後、自分だけになったとき、ああ、今日も皆さんとの温かい時間を楽しめて良かったな、自分の居場所はここにもあるなと確認して家に着きます。

まとめ

ムカシちゃん世代の20代の皆さんは、研修に行って飲んで帰って来るということはありますか?会社以外での仕事の人間関係は趣味の仲間とも違う、大切な居場所です。是非、そういったグループに参加される事をおすすめしたいと思います。

 

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ベテラン社会人のワタシ
歳を取っても仕事の悩みはつきません
悩みすぎてこじらす前に
皆さんと悩みを共有し
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